問題解決に必要な専門領域を組み合わせて支援
 我々は、「限られた一つの専門領域の中だけで問題解決を目指す」のではなく、その問題を適切に解決するためには、どの専門領域の知見が必要なのかを見立て、それらを適切に組み合わせて解決へ導く視点を持っています。
この視点は、幅広い業界での知識や経験に基づくものであり、個々の専門家とは異なる点です。
なぜなら、多くの課題は一人の専門家の領域だけでは解決できず、複数の専門領域にまたがる対応が求められるからです。
そもそも「専門性」とは、特定の分野で発揮される、その人固有の特徴を指し、きわめて限定的な性質をもつ概念です。
したがって、その専門領域の外に存在する課題に対しては、単一の専門家だけでは十分な解決策を導くことが難しいのです。
そして、学校で発生している課題は非常に複雑です。そもそも学校は教育機関であるため、主に未成熟な子どもを扱います。しかし、学習面だけではなく、生徒指導やクラスの関係性、合理的な配慮が必要な子どもへの対応等の理解も必要になってきます。その上で、保護者や地域、教職員、教育委員会等との関係性を構築していく必要があるのです。
我々はこういった状況を理解した上で解決策を助言しています。